山小屋暮らし絵日記

山小屋での日々の泡を写真、絵、漫画で綴ります。

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京都西陣の伝統工芸

京都西陣の伝統工芸 爪かきつづれ織り

京都西陣の伝統工芸。綴錦(つづれにしき)。
爪で織る錦といわれ、爪先に小さなヤスリでギザギザの刻みを付
け、たいへんな日数と根気、それに極度の熟練を要する芸術の織物で
す。機械による綴れ織りが「機械綴錦」「紋綴」「新つづれ」
と呼ばれているのに対して、手織り綴れは「本綴」「爪かき綴」
「爪かき綴錦」と呼ばれています。

綴錦の発祥は古く、海外でも、それに似た織物が発見されています。
約2000年前のエジプトのコプト織、フランスのゴブラン織、
中国の刻絲織などで、我が国では1200〜1300年昔の飛鳥、
天平時代に、現在のものと比較できる様な、又それ以上に巧緻な
綴錦が織り上げられていました。飛鳥、奈良朝の大陸文化渡来期を
契機に中国あたりから移入されたものと思われます。

徳川時代に、仁和寺(御室を中心)、本願寺の堂坊
や、宮門跡の家来衆が、職業的なものでなく、趣味として織ったと
いわれており、これはたいへんな根気と手間を要することで、専業
として営んだ者は無かったそうです。
(文献参考・京都石川つづれ 刻絲苑)

老妻のライフワークです。30年以上織っています。
京都府知事賞や西陣織組合による永年勤労賞も頂いています。
このブログで少しずつ、爪かきつづれ織りの技術などを紹介してい
きたいと思っています。

糸のパレット

糸のパレット。細い竹の管に絹の色糸を巻いて、
まるで絵の具箱のように、使う色別に整理されています。
これは廃物利用で私が作りました。ガラスの蓋付きですので
糸に埃が付きませんし、少し斜めに立っていて、一目瞭然にで色糸を
選んで取り出すことが出来るので重宝しているそうです。

織っているところ

爪でかいて織っているところです。
織り前に並んでいるのは杼(ひ)と言います。
これに先ほどの色糸を巻いた竹管を付けて、経糸(たていと)の
中をくぐらせせる緯糸(よこいと)を操作するのに用います。
織る絵によっては、たいへんな杼の数を必要とします。
その他複雑な色彩効出すために一本の緯糸に色を混合させて織る
ボカシもできます。
織巾の広狭、模様の大小、色数の多少、素材原糸の選択の自由
などによって、意図通り自在に織り表すことができるのが、
他の織物に無い、綴錦(爪かきつづれ)の素晴らしいところでしょう。
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プロフィール

S37orion

Author:S37orion
FC2ブログへようこそ!
30年以上前から山の中で山小屋暮らしを
しております。
山小屋も女房と二人で足かけ8年かかって
建てました。
もともとあった杉山を自力で伐採し、
中古のユンボを購入して、杉の根株を抜き取り、
いろんな種類の雑木の苗を根気よく植え、
30年たって今では素敵な雑木林になりました。
周囲は人家もなく雑木林に囲まれて、
老妻と老猫の二人と一匹のまったく静かな
毎日です。
日々、人と接することもなくボケてはならぬと、
ブログ始めました。
初めてなのでうまく行きませんが、
続けられればと思っております。
老人の繰り言など詮無いものですが、
供養だと思い覗いてみてください。

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